ジジイのSuit

Tindaro De Lucaご本人のグレイスーツ

ティンダロ・デ・ルカの私物スーツ
Tindaro De Lucaご本人のグレイスーツ
Tindaro De Lucaご本人のグレイスーツ
Tindaro De Lucaご本人のグレイスーツを使ったコーデ
Tindaro De Lucaご本人のグレイスーツを使ったコーデ

この日の装いで使った
スーツは、ストラスブルゴ南青山店
購入したミラノのサルトリアの
巨匠、ティンダロ・デ・ルカさんの
私物のスーツです。
価格は10万円で、
とても良心的な価格設定でした。
下の写真が
ティンダロ・デ・ルカさんご本人です。

The suit worn on this day was a personal suit by Milanese sartorial master Tindaro De Luca, which I purchased at the Strasburgo Minami Aoyama store. It was priced at 100,000 yen, a very reasonable price.
The photo below is Tindaro De Luca himself.

ミラノのサルトリアの巨匠、ティンダロ・デ・ルカさん
ミラノのサルトリアの巨匠、ティンダロ・デ・ルカさん

 

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ストラスブルゴでは
およそ30着ほどのスーツが
ディスプレイされていました。
その中から、この1着に
購入を決めた理由は
その生地が自分のワードローブ
のスーツでは体験したことのない
独特の質感だったからです。

There were about 30 suits on display in Strasburgo, and the reason I decided to buy this one was because the fabric had a unique texture that I had never experienced in any suit in my wardrobe.

 

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もはや、
ご本人に伺うこともできないですが
トラウザーズのポケットの裏に
あるファブリックの耳を見ると
このスーツの生地は、
ウィリアム ハルステッドのモヘア生地です。
肌触りは、シャリっとしていて
暑い季節には最適ですが、
かなりしっかりした生地なので
オールシーズン着用できると
思います。

I can no longer ask him personally, but looking at the fabric edge on the back of the pocket of the trousers, I can see that the fabric of this suit is William Halstead‘s mohair. It feels crisp and is perfect for hot seasons, but it’s also a pretty sturdy fabric so I think it can be worn all year round.

ウィリアム ハルステッドのモヘア生地
ウィリアム ハルステッドのモヘア生地

この日は、最高気温が27度でしたが
スーツ生地が張り、コシがあって
しっかりしているにもかかわらず、
とても通気性が良くて快適でした。

The maximum temperature on this day was 27°C, but even though the suit fabric was taut, stiff and sturdy, it was very breathable and comfortable.

特に感じたのは、
ティンダロ・デ・ルカさんの
仕立て技術の素晴らしさです。
重みもしっかりあるスーツなのに
スーツを着ているという
ストレスが全くないのです。
ジジイは、フィレンツェや
ナポリのサルトリアでも
スーツを仕立てたことがありますが
スーツを纏った時の感動は
ティンダロ・デ・ルカのスーツが
初めてです。

What I especially felt was the amazing tailoring skills of Tindaro de Luca. Even though the suit is heavy and solid, there is no stress in wearing it. I have had suits tailored at tailor shops in Florence and Naples, but this is the first time I have felt such excitement wearing a suit from Tindaro de Luca.

彼は、私とほぼ同じぐらいの
体系だったようで、
ウェストが少し大きい程度で
トラウザーズの長さがやや短めな
以外は、肩幅、袖の長さ
含め、自分のために仕立て
られたスーツかのような
フィット感でした。

He seemed to have about the same build as me, and except that his waist was a little large and his trousers length were a little short, the fit, including the shoulders and sleeve length, was as if the suit had been tailored for him.

スーツの袖は、下写真のように
いわゆる本切羽になっている
のですが、このボタンホールの
仕上げの美しさは、
芸術的でもあります。

The sleeves of the suit are what is known as a full cuff, as shown in the photo below, and the beauty of the buttonhole finishing is also artistic.

ティンダロ・デ・ルカの本切羽技術
ティンダロ・デ・ルカの本切羽技術

ティンダロ・デ・ルカさんは
いつもブラックのネクタイを
愛用されているのを聞いたことが
あったので、私も
私も彼に敬意を表して、
ブラックのニットタイを
合わせてみました。
ニットタイは、
マリネッラのものです。

I had heard that Tindaro de Luca always loved to wear black ties, so I paid tribute to him by wearing a black knitted tie, also from Marinella.

E .Marinellaのブラックニットタイ
E .Marinellaのブラックニットタイ

シャツは、
コットンリネン素材の
カルロリーバーの生地で
パターンオーダーした
ものです。

The shirt was pattern-ordered using cotton linen fabric from Carlo Rieber.

靴は、アナトミカ・パリ
オールデンに別注した
コードバンのものです。
無骨な靴の雰囲気が、
クラシックな
ティンダロ・デ・ルカの
スーツに少し遊んだ印象を
与えてくれます。

The shoes are cordovan and were custom ordered by Anatomica Paris from Alden. The rugged look of the shoes gives a slightly playful impression to the classic Tindaro de Luca suit.

例えば、ジョンロブや
エドワードグリーンの
ストレートチップを合わせると
決め過ぎになって
気取って見えます。
なので、
あえて、このオールデンを選びました。

For example, if I paired it with straight-tip shoes from John Lobb or Edward Green, I would look too pretentious. So I chose this Alden.

オールデンのコードバンシューズ アナトミカ別注
オールデンのコードバンシューズ アナトミカ別注

 

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